注文住宅はいくらで建てられる？基本的な知識を解説

あまり知られていませんが、注文住宅という言葉はカテゴリーの一種で、注文住宅は2種類に分類されます。フルオーダー住宅・セミオーダー住宅の2種類で、言葉の通り、フルオーダー住宅がすべてのカスタマイズができる住宅です。一方で、セミオーダー住宅は基本的な仕様が決められている中から選択してカスタマイズしていくものなため、カスタマイズ性ではフルオーダー住宅に劣りますが、そのためにより安価で建てられるというメリットがあります。これらにより必要予算の幅が大きく変わりますので注意が必要です。

それでは必要予算をどう決めるかについてですが、注文住宅を建設する際の予算は大きく分けて、土地代・建築費・諸経費に分類されます。土地代はどこに立てるかによって大きく変わりますので、ご自身の建てたい土地の相場を調べる必要があります。建築費は、内容や外装にこだわって建てる家の平均が約3、000万円と言われています。諸経費は登記費用など、家を建てるうえで必要な費用です。

こちらは土地代や建築費に割合をかけて算出されます。登記を司法書士に任せる場合には司法書士への報酬も必要になる点に注意が必要です。上記を踏まえたうえでの相場としては以下の通りです。「土地代+建築費（3、000万円）+諸経費（100万円）」安く建てようとすればもっと安価に抑えることはできますが、住宅購入は一生に一回の大きな買い物になるため、大体の相場をもとに建てることでストレスなく生活できるようにすることも重要となります。