注文住宅が完成するまでのスケジュール

注文住宅は依頼先によって完成までにかかる期間が変わりますが、スケジュールについては把握しておくことが大切です。一般にハウスメーカーが短期間で完成しますが、設計事務所ではそれ以上にかかるのが基本です。ハウスメーカーでは6ヶ月から8ヶ月程度必要ですが、設計事務所の場合には順調に進んでも10ヶ月程度はかかることになります。初回の打ち合わせから竣工行までにかかる期間となりますので、施工期間についてはハウスメーカーでは3ヶ月前後ですし、設計事務所では4ヶ月を超えることも珍しくはないといえます。

ハウスメーカーの注文住宅が短期間で竣工するのは、設計プランが決められていて自由度が殆ど無い点が挙げられます。既成品と同じですから設計にかかる時間が短縮されます。また工場で加工された材料を現場で組み立てる工法が一般的ですから、施工期間を短縮することが可能です。これによりハウスメーカーでは全体のスケジュールを短縮することが可能となっています。

設計事務所では設計プランを決めるまでに5回程度は打ち合わせが必要ですし、施工を別の業者が担当するため詳細な図面を作る必要があるため、工事に取り掛かるまでに必要な期間が長くなってしまいます。また住宅建材ではなく無垢材など加工が必要な一点ものを使うケースも多いため、施工期間も長くかかってしまいます。注文住宅では満足度を求めれば設計事務所になりますが、竣工までの期間が長くなるため入居日が決まっている場合には逆算して依頼する必要があります。

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