医療かつらの用途について

がんを患って、治療のために抗がん剤点滴をすると、副作用で髪の毛が抜けやすくなります。そうなるとかつらを装着することがほとんどなのです。そのかつらが、医療かつらと呼ばれているものです。この医療かつらと一般的なかつらとの違いですが、医療かつらは美容目的ではなく、一時的に使用しますので、簡易的につくられています。

また値段も安くなっています。この医療かつらは、本人以外も使うことがあります。ですから使用が終わると、次の人が使うようになっています。自分にあったかつらを求めますが、特に外出する場合には、かつらの装着状態がだれでも気になります。

抗がん剤治療が終われば、毛髪細胞はもとの状態に戻りますので、かつらは必要でなくなります。もとの状態に戻るまでに、最低一カ月は必要ですが、個人差がありますので、早いひ人で2~3週間です。運悪く、がんが進行して命を落とした場合、このかつらを一緒に火葬します。やはりこのかつらがあると、縁起がよくないということで家族も同意で火葬をお願するのがほとんどです。

抗がん剤治療で、頭髪がすべて抜け落ちると、心理的に参りますので、医療かつらがあったほうがいいのです。医師の立場からも患者さんに気をかける必要もないことから、できるだけ、このかつらの装着を働きかけます。患者、医師、そして医療従事者、家族などすべてにおいて、患者を見る、見られる立場を考慮するとかつらがあったほうがいいわけです。

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